逆境は成長の糧、
決意と努力で未来を拓く
施工課
H.S
2022年11月入社
未経験からのスタート
営業職から施工職へ。
将来を見据え、手に職をつけるために転職
入社前は商社の営業マンとして、 建設機械のメーカーの生産工場をサポートしていました。仕事は充実していたものの、時代が大きく変化を続けるなかで、より良い働き方があるのではないか、自分の市場価値を高める仕事に挑戦すべきではないかと考え、転職を決意しました。
住宅設備の施工は、これまでと業種も職種もまったく未知の分野。それでも挑戦したのは、住宅設備は人が生活する上で必要不可欠であり、その施工のスキルを身に着けることは、今後テクノロジーが発達しても代替されにくく、無くならない職業だと考え、自身のキャリア形成につながると思いました。
キンライサーはCMを見て知っており、たくさんある企業の中でも未経験者の受け入れを歓迎していること、待遇の良さ、家から近いことなど、さまざまな良い条件が揃っていたことが入社の決め手となりました。
安心してスタートを切れる研修制度は、
先輩社員の人柄に触れるきっかけにも
異業種からの挑戦に不安がなかったわけではありません。正直なところ、入社するまで自宅の給湯器でさえ見たこともなく、職人さんたちは怖いイメージがあったので、至らない点に怒られることも覚悟の上でした。
入社後、すぐに現場に出るわけではなく、最初の3ヶ月間は社内の研修施設に通い、座学形式で給湯器の知識講習や、実技形式で実際の現場に近い環境で技術を学びました。
そこでは、基礎的なことから丁寧に指導してくださり、経験がなくともやる気があれば応援してくれる優しい方ばかりで、入社前の不安は払拭されました。
研修中に心掛けていたのは、不明点をただ質問するのではなく、自分の中で考えをまとめた上で質問し、意見を仰ぐようにすることでした。
研修が終わった後も、一人で工事を担当する際には現場から先輩社員に連絡ができるサポート体制が整っており、安心して業務に取り組めました。
仕事は、「お湯がでる当たり前」を支えること
主な担当業務は、ガス給湯器とエコキュートの交換工事です。
ガス給湯器は1日に3件ほど、エコキュートは1件という流れで動いています。ガス給湯器の取り外しから新しい機器の取り付けまで一人で行っていますが、エコキュートに関しては、資格取得に向けて勉強中のため、先輩方と一緒に現地で学びながら作業をしています。
前職と大きく違うのは、体力のいる仕事であること。最初は筋肉痛が大変でしたが、体力づくりのために特別なことをしたわけではなく、いつの間にか慣れていきました。
「ありがとう」の一言がなによりも嬉しい
一番のやりがいは、お客さまに感謝していただけることです。
この仕事は、お湯に関わるトラブルの際にご依頼いただくことが始まりなので、そのお悩みを解決すると、
とても喜んでいただけます。
私自身も、同業他社がいる中でキンライサーを選んでいただいているお客さまに感謝の気持ちを忘れず、きっちりと工事するだけでなく、お客さまの気持ちを汲み取り、期待に応えるサービスを心掛けています。
マニュアル通りではなく、人同士としての付き合いは、近年発達しているAIなどのテクノロジーには担うことのできない付加価値だと考えています。
技術だけでなく接客も一流、
経験を活かした自分ならではの強み
前職の経験で活かせているのは、接客スキルです。
キンライサーは、満足の高いサービスをご提供するために、施工の技術力だけでなく、マナーや礼儀はもちろん、コミュニケーション能力など多岐にわたる高度なスキルが求められます。
元々お客さまと対面する仕事をしていた私の経験は、強みとして活きていると感じています。
たとえば、お客さまに作業の内容や機器の使い方についてご説明する際、専門用語を多用せず、わかりやすい言葉を使うことで安心感が高まり、円滑な会話ができるようになります。
何気ない一言や些細な仕草であっても、一つひとつの質を高めることで、お客さまの心に響く接客ができると考えています。
しっかり仕事、しっかり休む
今のお仕事の良いところは、その日の業務を次の日に持ち越さず完結できることです。 給湯器の作業にかかる時間は、1時間半から3時間ほど。 日を跨いで工事をすることがないので、1日の終わりには業務をこなした満足感が得られ、次の日には気持ちをリフレッシュして仕事に取り組めます。
お客さまをお待たせしないように、1日のスケジュール管理は厳重に行っているのですが、決められた時間を守ってきちんと仕事をこなすことは、私自身にとっても良い結果となり、終業予定時間をオーバーすることなく退社することができています。
仕事とプライベートのオンオフをはっきりと区別できるので、ワークライフバランスがとれていますね。
夢は模索中。
だからこそ挑戦し続け、可能性を高める
現時点では将来像が明確にあるわけではありませんが、
新たな工事資格の取得に向けての挑戦や、まだ経験のない機器の工事に取り組むことでスキルを磨いています。
自分のできることを増やし、可能性を高めることで、
理想の将来像が見えてくると考えています。
その時に困ることのないよう、さまざまな経験を積んで成長していきたいと思っています。