育成の力が、
組織の未来を創る
トレーニング部 リーダー
A.T
2023年4月入社
環境の変化により見つけた、“本当に必要とされる仕事”
前職では英会話スクールで営業や研修担当として勤務していましたが、コロナ禍で社会全体の働き方や価値観が大きく変化したことで、自分のキャリアを見直すきっかけになりました。
当時は渡航制限などの影響で、英語を学ぶ目的そのものが減り、業界自体の需要も縮小傾向になりました。
そんな中で目を向けたのが、人々の暮らしに欠かせない住宅設備の分野。
社会インフラを支える仕事は、どんな時代でも必要とされるという安心感がありましたし、感謝の言葉を直接受け取れる現場の仕事に、これまでにない魅力とやりがいを感じました。
経験を活かし、育成という新たな挑戦へ
転職にあたり意識していたのは、これまでの経験を活かしつつ、自分自身も成長できる環境を見つけることでした。
中でも「人に教える」「育てる」といった分野は、前職の研修業務で特にやりがいを感じていた領域でした。
そんな中で出会ったのが、キンライサーの「トレーニング部」。
面接では、研修制度をさらに強化・拡大していきたいという明確なビジョンが語られ、「あなたの経験を活かしてほしい」という言葉も大きな後押しになりました。
現在はトレーニング部で研修の企画および実施を担当しており、自分の知識やスキルを活かしながら、新たなチャレンジすることができています。
入社後に感じた“良い意味でのギャップ”
住宅設備の仕事と聞くと、正直「職人気質で少し堅い雰囲気かな?」という先入観がありました。
ですが、実際に入社してみると、驚くほど社員の皆さんが若くて爽やかで、職場全体にも風通しのよい風土がありました。
現場の技術職の方々も非常に礼儀正しく、丁寧な対応をされていて、従来の“職人さん”というイメージが良い意味で大きく覆されました。
また、年齢やキャリアを問わず活躍している方が多く、「自分もこの場所でチャレンジできるんだ」と自然に思えたのも印象的でした。
研修制度もまだ整備の途中だったからこそ、自分の提案やアイデアを柔軟に取り入れてもらえる環境があり、それが仕事へのモチベーションにも繋がりました。
このギャップは、私にとって非常にポジティブな驚きでした。
多様な背景に合わせた研修づくり
キンライサーには中途入社の社員が多く、年齢層や前職の業界・職種も多岐にわたります。
そのため、画一的な研修ではすべての社員に対応することが難しいのが実情です。だからこそ、一人ひとりの理解度や反応を見ながら、臨機応変に研修を設計・進行することを心がけています。
講義を「一方的に教える場」ではなく、「双方向の学び合い」にすることで、受講者自身が能動的に考え、行動するきっかけをつくることができます。
場の雰囲気を感じ取りながら進める難しさもありますが、私自身がその場を楽しむことが大切だと思っています。
受講者の「楽しかった」「役に立った」の一言が、何よりのモチベーションです。
研修は楽しんでもらうための「エンターテインメント」
私にとって研修は、ただの「教育の場」ではなく、受講者との対話を通じて共に学びを得る場です。
受講者の表情や反応を見ながらその場の雰囲気をつくり、一体感を生み出していく過程にこそ、大きなやりがいを感じます。
伝えたいことをその場で調整しながら届け、受講者が「わかった!」と感じる瞬間に立ち会えるのは、この仕事ならではの喜びです。
社内研修は「受けさせられている感」、が生じやすいものですが、それでも「受けてよかった」と思ってもらえる時間にしたい。
そのためにも、私自身が誰よりも楽しんで場を盛り上げ、参加者にとってポジティブな経験となるよう、毎回工夫を重ねています。
人を育てることが、会社の成長に
キンライサーのトレーニング部は、社員一人ひとりの成長を後押しする、会社の土台ともいえる存在です。
年齢や経歴が多様なメンバーに合わせて、柔軟に研修を設計・実施することで、それぞれの力を引き出し、現場での活躍につなげています。
「人の成長が、会社の未来を切り拓く原動力に。」そんな思いを持って、日々の研修に向き合っています。
未経験でも安心して成長できる環境があるからこそ、社員は前向きに可能性を広げていくことができます。
トレーニング部は、会社の成長を支える欠かせない存在だと感じています。