チームの数字と人を動かす、
管理職としての役割
ガス営業課 課長
J.S
2018年7月入社
将来を見据えて選んだ、生活に密着した「インフラの仕事」
前職では、クリーニングの営業をしていました。
業界全体として縮小傾向が見えていたこともあり、「このままこの仕事を続けていて良いのだろうか」という不安を感じるようになりました。
今後の生活や家族のことを考えた時に、より安定し、将来性のある会社へ転職したいという思いが強まりました。
そんな中、将来性を感じた業界のひとつが、生活に欠かせない「インフラ業界」です。
特に給湯器は、生活に欠かせない設備であり、日常生活に直結しています。
景気やトレンドに左右されにくく、安定したニーズがある点に大きな魅力を感じました。
こうした視点から営業職の求人を探していたところ、出会ったのが、キンライサーです。
事業内容にも強く惹かれ、「ここでなら、これまでの営業経験を活かしながら長く働ける」と感じ、入社を決めました。
頑張った分が数字に表れる。営業ならではのやりがい
この仕事の一番の魅力は、何といっても頑張った分がダイレクトに数字に反映されるところだと思います。
取組んだ分だけ成果として返ってくるため、それが日々のモチベーションにもつながっています。
お客様よりご依頼をいただいた時の達成感はもちろんのこと、それまでの過程で工夫したことや粘り強く対応したことが結果に反映された瞬間は、本当に嬉しくなります。
また、チーム全体として一丸となって取り組んだ結果、目標を達成できた時の喜びは、個人の成果以上のものがあります。
特にチームのメンバーが一生懸命に取り組んでいた案件が、成果として形になった時は、自分のこと以上に嬉しい気持ちになります。
もちろん思うような結果が出ないこともありますが、そうした時こそチームで支え合い、前向きに切り替えて進んでいける環境を作っていくことも大切です。
個人として結果を出すことにやりがいを感じながらも、チーム全体として成長していく喜びを味わうことができる。
それこそがこの仕事の大きな魅力であり、大事な要素だと思っています。
営業未経験でも安心。充実した教育体制が成長を支える
私が入社した頃は、今のような新人研修制度は確立されておらず、ほとんど手探りの状態でまず施工現場に出て学びを得ていました。
しかし今では未経験からでもしっかりと段階を踏んでスキルを身につけられる教育プログラムが整い、誰もが安心して成長できる環境があります。
制度面も改善が進められていて、会社としての成長を実感できるのはもちろん、働くうえでの安心感につながっていますね。
※現状は、給湯器知識研修やロープレなどの育成プログラムが確率されており、その後はOJTを実施し、商材についての細かな知識を習得していきます。
営業職の研修・現場OJT
チームをまとめる立場としての喜びと難しさ
課長職としてチームを引っ張る立場になり、責任も増えました。
もともと人の面倒を見るのが好きなタイプで、学生時代も気づけば周囲をまとめる立場になることが多くあり、こうした役割にはある程度の適性があると自負しています。
とはいえ、実際にやってみると難しい問題が次々と出てきました。
特に会社としての方針や方向性をメンバーにしっかり伝え、納得して動いてもらうという点では、日々試行錯誤しています。
数字はもちろん重要ですが、ただ追いかけるだけではモチベーションが続きません。
仕事を楽しめる環境づくりと、成果を出すための厳しさ。そのバランスをどう取るかが、課長としての大事な役目だと思っています。
課長職に求められるのは「変化への柔軟性」と「チームへの思いやり」
課長職を目指す上でまず大事なのは、やはり結果を出せる営業力です。
しかしそれ以上に重要なのが、柔軟に対応できる姿勢です。
一つのやり方に固執するのではなく、常に「もっといい方法はないか」と試行錯誤できる人が、結果的にチームをより良い方向へ導けるのだと思います。
そしてもう一つは、人への思いやりですね。
部下や周囲のメンバーに対して愛情を持って接することができる人は自然と信頼され、チームの中心になっていくのだと思っています。
チームの一体感を支える「風通しのよさ」
営業職というと、個人成績を競い合うイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、うちのチームは全くそんなことはありません。
情報は全員で共有し、成果が出たやり方はみんなで再現できるように話し合います。
競い合うのではなく、チームの皆が支え合って結果を出していこうというスタイルなので、とても働きやすい環境だと思います。
また、上司との距離も近く、分からないことがあれば気軽に相談できる雰囲気があります。
私自身も、そうした風通しの良さを保てるよう、日々意識してチームづくりを行っています。
今後は、会社の「顔」になる営業チームを目指したい
ここ数年でキンライサーの業界内でのシェアは着実に伸びており、私自身もその成長を実感しています。
施工品質や対応力において高い評価をいただく場面も増えてきましたが、まだ「給湯器といえばキンライサー」と多くの人に真っ先に思い浮かべていただけるほどには浸透していないのが現状です。
だからこそ、これからの営業チームには、単に売上を追うだけでなく“会社の顔”としての自覚を持ち、ブランド力を高めていく役割が求められていると感じています。
また日々の業務の中で、「もっと効率が上がるのではないか」「この仕組みは改善できるのではないか」と感じることも多くあります。
その気づきを大切にしながら、小さなことからでも提案し、実行に移していくことが、組織全体の成長にもつながると信じています。
これまでの経験を活かし、営業という枠にとらわれず、よりよい会社づくりの一助となれるよう、積極的に行動していきたいと考えています。