会社の未来をつくる最前線で、
日々アップデートし続ける
マーケティング部
S.H
2022年3月入社
自らの手で「創る」仕事がしたい
前職では広告制作会社に勤務し、テレビCMの進行管理やディレクションなど、指示を出す立場の仕事をしていました。
制作現場の全体を見渡しながら、各セクションに指示を出したり、状況に応じて対応策を講じたりと、プロジェクトを前に進める役割を担っていました。
案件のスケジュール管理や、クライアントとの調整もやりがいのある仕事でしたが、日々の業務を重ねるうちに、「もっと自分で手を動かし、何かをつくる仕事がしたい」、「自分の中にあるアイデアを形にしてみたい」という思いが強くなっていきました。
そうした思いが募り、以前から興味のあったWebデザインを一から学びはじめました。
最初は右も左もわからない状態でしたが、実際に学んでみると、自分の発想が形になっていく過程に大きな魅力を感じ、「やっぱりこの道で進んでいきたい。」という思いが一層強くなりました。
そんな中、転職活動を通じて出会ったのがキンライサーです。
会社の情報を調べる中で、社員の方々の雰囲気や働き方にも惹かれ、面接で感じた人のあたたかさに、自然と「この職場でなら自分らしく働けそう」と思えました。
挑戦の先に見えた、自分自身の変化
入社当初は、主にWebサイトの更新やバナー制作など、ある程度型の決まった業務を担当していました。
初めての業務ばかりでしたが、ひとつひとつ学びながら対応する中で、次第に業務の幅も広がっていきました。
ランディングページやプロモーションページの制作、記事コンテンツの企画、SNS投稿など、多岐にわたる業務に携わるようになり、気づけばパンフレットやイベント関連など、オフラインのクリエイティブにも携わるようになりました。
どんなことでも「やってみたい」と声をあげれば任せてもらえる風土があり、挑戦を後押ししてくれる雰囲気があります。
未経験からでも意欲次第で成長できる環境がここにはありますし、日々新しい経験を通じて自分自身の可能性が広がっているのを実感しています。
チームを導く立場で学んだ、視野の広げ方
現在はチームをまとめるリーダーとしての立場を任されていますが、最初は戸惑いもありました。
これまでは自分の業務をこなすことだけに集中していればよかったのですが、今はチーム全体の状況やメンバーの進捗を常に把握しながら動く必要があります。
それぞれの特性やスキルを理解したうえで、適材適所にタスクを振り分けたり、メンバー同士の意見交換を促したりと、部内のつながりを意識した働き方が増えました。
また、チームの雰囲気づくりも重要な役割だと考えています。
数字を追いかけるだけではチームはまとまりませんし、メンバーが安心してチャレンジできる環境づくりも自分の役割だと捉えています。
時には壁にぶつかることもありますが、その都度メンバーと対話しながら、より良いチームを目指して日々模索しています。
リーダーとしての仕事は難しさもありますが、そのぶん大きなやりがいを感じています。
部署の垣根を越えて、会社全体を動かす存在に
最近では、部署を越えた連携業務も増えてきました。
たとえば、キャンペーンの制度を見直したプロジェクトでは、営業や総務など多くの部署と連携して、仕組み全体の設計から運用フローの改善まで取り組みました。
マーケティング部内だけで完結する仕事とは違い、会社全体の仕組みや動き方を深く理解する必要があり、非常に学びの多い経験でした。
実際にプロジェクトを進めていく中で、「この方法の方が効率的ではないか」「この説明はお客様に伝わりにくいのではないか」といった気づきが次々と生まれ、それを形にしていく面白さも感じました。
他部署とのやり取りを通じて、業務改善や制度提案につながることも多く、マーケティングの枠を超えた視点が持てるようになったのも大きな収穫です。
これからも、自分の役割にとらわれず、会社全体に貢献できる存在でありたいと考えています。
「分析×発想」 マーケティングの仕事はその両方と向き合う
マーケティングというと、華やかでクリエイティブな仕事という印象を持たれる方も多いかもしれませんが、実際は非常に地道な仕事です。
Googleアナリティクスなどのツールを使って過去の施策データを見返したり、アンケート結果や見積り依頼数、受注数などを細かくチェックし、数字をヒントに企画や提案を考えることが多くあります。
必ずしも数字通りに進むわけではありませんが、仮説を立てる上で数字は欠かせない材料です。
私自身、もともと数字に強いタイプではありませんでしたが、「数字は失敗ではなくヒント」と捉えるようになってからは、分析の楽しさにも気づけるようになりました。
その一方で、マーケティングには柔軟な発想や表現力も欠かせません。
たとえば、SNS投稿やキャンペーン設計などでは、数字の裏付けとクリエイティブなアイデアの両立が求められます。
どちらか一方に偏るのではなく、論理と感性のバランスを取りながら仕事を進めていくことが、この仕事の醍醐味だと感じています。